両氏はハドソン湾(Hudson Bay)で船による調査を実施。超音波探知機を使って1万500キロにわたり湾の底の様子を撮影した。
調査により、湾の南の砂状の海底に、長さ900キロ以上、深さ約1.7メートルの波上の痕跡があることが分かった。これは、巨大な氷に覆われていた湾の底で大規模な流れが発生し、その後安定したことを示しているという。
また、湾の西の深さ80-205メートルの地点で、3メートルほどの放物線上の跡が北東にむかってよじれている様子が観測された。両氏は、この部分では大規模な流れにより氷山が流され、その荒い先端が海底にひっかかって軸のように振る舞い、放物線上の跡を残したとみている。
研究は「ローレンタイド氷床は洪水の勢いで持ち上げられ、その下を水が移動した」ことを示唆している。
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